同じ物件を複数の会社が紹介するのは、ほとんどの不動産会社がレインズなどの不動産会社専用ネットワークを利用しているからです。
レインズというのは、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているネットワークシステムで、そこには全国の不動産取引情報が集まっています。
不動産会社はこの中から物件を検索して不動産を顧客に提供することから、1つの物件が複数の会社で取り扱われているのです。
ただし、同じ物件を取り扱いしていても、紹介する不動産会社により物件の細かな表示は異なる他、物件を借りる際の費用が変わることもあります。
不動産会社は借主と貸主の間に入り、仲介手数料をもらってそれを利益にしています。仲介手数料には上限が定められていますが下限は決められていないため、会社によってこの金額が異なることがあります。
さらに、消臭や除菌といったオプションの有無や、フリーレントなどの独自のキャンペーンなどによっても初期費用が異なります。